コラム
事務局だより<No.6> 妙高大橋見学会を実施しました。
2017年5月22日
当協会では、2017年5月18-19日に妙高大橋見学会を実施しました。
妙高大橋は新潟県妙高市坂口新田に位置し、太田切川に架かる橋長300mのPC 箱桁橋で、昭和47 年に完成し45 年間にわたり供用している長大橋梁です。平成18 年度の橋梁定期点検により、橋桁下面のひび割れやコンクリートの劣化による鋼材の錆びが確認されており、架替までの間、各種センサーを設置しモニタリングなどを行い管理しています。
当協会は、「妙高大橋の安全研究に伴うプロジェクトに関する協力協定書」に基づき、新たな維持管理の確立を図ることを目的に光ファイバセンサを使った妙高大橋のモニタリングを行っています。
見学会には25名の参加を得、18日は妙高大橋の現況説明および見学、19日はモニタリングの成果報告会を行いました。光ファイバセンサが実際に敷設されている現場を見るのは初めての参加者も多く、大変収穫の多い見学会となりました。
見学会実施にあたり、北陸地方整備局高田河川国道事務所、(株)KSK(構造診断研究所)、長野計器(株)、茨城大学各位のご協力をいただきました。大変ありがとうございました。
妙高大橋架替に関する資料は こちら を参照ください。
(事務局長)
国道18号線妙高大橋(長野県側から) 妙高大橋橋桁(新潟県側)
橋桁内部(黒いケーブルは補強ケーブル) 損傷が激しい第1径間(仮受け台)
ロングゲージFBGの敷設後の様子 説明を聞く参加者の皆さん